2008年02月29日

外の空気を吸おう

全国旅館組合連合会青年部の東海ブロック長を務め、全国にも出向経験を持つ豊田市神明町で「シティホテルアンティーズ」を経営する永山慎二さん(40)。

「今流行っている九州の湯布院にしろ黒川にしろ、昔から良かったわけではない。景観づくりや地域の歴史や風土を活かした街づくりなど地域のことを考えて継続的に考え、行動してきた証。そう言う意味で、青年部活動を通じて全国津々浦々を訪れることができたことで、視野が広がった」と青年部活動を振り返る。

また、「隣り近所で店が閉鎖に追い込まれると、残った一方は喜ぶ。でも、ホテル業界で言えば、地域に魅力がない、人が来てくれないことの証。そんな地域なら、すぐに同じ目に遭う。経営者として、個々が切磋琢磨しあうことで地域が良くなり、全体として人が訪れてくれる地域にしなければならない」

経営者としての考えを構築するのに役立ったという。

昔からいる人だけで新たに移り住んでくる人がいない地域、それは都市や山間地を問わず、ではいまだに小学校時代の”力関係”が60歳を過ぎても、そのままの状態で引き継がれているという状況に遭遇することは多い。

環境にどっぷり浸かると視野が狭まる。

絶えず外の空気を、人脈を通して入れるという作業を意識的にすることは、経営者のみならず勤め人にも必要だろう。



  


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2008年02月27日

人口減少時代に突入。国はどう進む!

渋滞が招く環境負荷や経済損失を減らすために高速道路は必要だ。もう1路線道路を造らなければならない。

だが、造れば造るほど公共交通を避け、自動車利用を促進する。

造ったは造ったで利用者は少なく、当初見込み通りの利用になっていない。こうした現状を見ると道路を造らなければという人は、道路自体が目的としか映らない。

人口減少時代を迎えた「日本」。これまでのような戦後以来続いた大量生産・大量消費からの変革は時代の流れ。

しかし政治家たちは依然かつての成功体験にどっぷり浸かり、成長を前提としたハードの充実を訴える。

昨日テレビでドイツの取り組みが紹介されていた。

年金が立ち行かなくなり、そこで目をつけたのが、増え続ける「ガソリン」。

現在では、税金は日本より高く、リッター当たりの価格は、200円半ばと日本よりかなり高い。

しかし、そのほとんどを「年金」に充当している。


そして、カールスルーエなどの都市では中心市街地からマイカーをシャットアウトし、郊外にクルマを止めて路面電車を利用。そして、利用が減った市民はマイカーを捨て、カーシェアリングを実現している。

時代の変革期を迎え、いまなおかつての暮らしを求め続ける日本とは対照的に、将来を見据え確かな道を選択したドイツ。

環境に対して積極的でないというワーストワンの称号まで得てしまった。京都議定書を批准しなかった米国以上と言うから、どうしたものだろう。



20年経ったときその差が、天国と地獄となって表れる。


  


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2008年02月26日

小布施の名物女性が1日来豊

 小布施を舞台に日本酒の活性化や「小布施ッション」などの町おこしを展開し、失われつつある日本文化に取り組む桝一市村酒造場社長、セーラ・マリ・カミングスさんの「文化塾」が1日、名鉄トヨタホテル金扇の間で開かれる。13時から。参加費1000円。

 広い視野で豊田の文化を考える市民団体「豊田文化フォーラム」(坪井敦也会長)の企画で、「日本文化の魅力」と題した講演会と座談会の2部構成。座談会では、元治元(1864)年創業の老舗・浦野酒造(四郷町)で日本酒文化の魅力開発に取り組む浦野純子さんをゲストに意見を交換。3時半からレストラン・ボナールに会場を移し、講師を囲んでの交流会を催す。別途3000円必要。

 セーラさんは、ペンシルバニア大卒。来日後94年に小布施堂に入社し経営情報室を立ち上げる。同酒造場の再構築に取り組み、酒蔵にレストランを開店。小布施地域の復興を目指す「小布施ッション」文化サロンを始めたり、ゴミ拾いのボランティア、文化や景観の会社を起こすなど地域活動に積極的に取り組んでいる。著書多数。
 問い合わせは、同フォーラム事務局℡0565-34-6631。
  


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2008年02月25日

選手よりも監督が人気。トホホ。。。

3月8日の開幕を前に、名古屋グランパスエイトの壮行会が今日夜6時から、名古屋のウエスティンホテルで開かれ、スポンサーやファンクラブのメンバーら約1200人が参加し、激励した。

トヨタ自動車から豊田章一郎名誉会長や木下副社長、白井中日新聞社長など県内の財界トップが多数出席。この地域からも久野知英三好町長はじめ、渡辺祥二豊田商工会議所会頭、田端稔豊田信用金庫理事長、小幡輝雄名古屋東部陸運社長、豊田スタジアム関係者らが顔を揃えていた。

社長や後援会長のあいさつを終えると、各テープルに選手は移動。ファンにとってゆったりと時間がある中で毎年、サインや記念写真などで交流できるのが、この集いの魅力。

みな、若い女性らは目一杯のお洒落で、お目当ての選手に一目さん。そして、印象に残るプレゼントを渡す。

ダントツ人気だったのが、「ミスター」こと、ドラガン・ストイコビッチ。

あまりの長い行列に途中でサインや記念写真はやめ、カード配布に変更。彼に続き人気を集めたのは、楢崎、玉田。中には分担したテーブルの人からもそっぽを向かれ、寂しそうにするのと同時に、「プロは活躍してんなんぼ」ということを肝に銘じていた。

また、三好町出身で小学校4年生からグランパスの下部組織で育ち、今年晴れてトップ昇格を決めた花井くんも人気。ジャニーズ級のイケメンで若い女性の輪の中心にいた。

だが、選手よりも、監督が人気。

今年のグランパスを象徴しなければいいが。

開幕戦は、豊田スタジアムだ。  


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2008年02月22日

豊田はクルマに関する社会実験が多い

 豊田商工会議所、市商店街連盟、市などでつくる「とよた買物バス協議会」は、中心市街地活性化と公共交通の利用促進を目的に昨年12月15日から行ってきた社会実験を予定より1カ月延長し3月23日までにする。協議会では「2カ月と短期間で周知に時間がかかった。実験効果を適正に把握するため」と話している。

 とよたおいでんバス(旭・豊田線、豊田・渋谷線、中心市街地玄関口バス)の3路線を利用した乗客に「乗車券引換券」を配布。中心市街地の実験協力店で確認スタンプを押してもらい、若宮町のTM駐車場1階「みちナビとよた」に持参すると、100円分の乗車券と交換できる仕組み。

 現在中心市街地の13商店街368店舗と5店の大型店が協力。

 5日時点で名鉄バスの旭・豊田線と豊田・渋谷線で約1450枚、名鉄東部交通の中心市街地玄関口バスで約350枚の計約1800枚の引換券を配布したうち、引換したのは全体の37%にあたる666枚。

 内訳はGAZAが最も多い165枚、次いで松坂屋豊田店の161枚。商店街の中では市駅前商業協同組合が最も多い81枚。1月中旬時点では170枚だったことから、利用者は後半になって増加傾向になっているという。

 同協議会では、今月下旬に利用者と協力店に行うアンケート調査の分析を行い、継続的に行っていくための仕組みを構築し、対象となる商店やバス路線の拡大を検討していくとしている。

 当初は先着2万枚を見込んでいたが、5日時点とはいえ、1800枚。

 昼間の駅前周辺の賑わいや、バスの乗車数を考えれば、なかなか難しい。


 こうやって書いているうちにも、トヨタ生協メグリア本店には昼間にも関わらず物凄い人出。特に現在は「北海道物産展」も開催中で、押し合いへし合いの様相になっている。

 豊田市は自動車のまちの特徴を生かし、ETC車載車を対象とした鞍け池スマートIC(インターチェンジ)はじめ、先進的な社会実験を行っているが、さまざまな統計からはいつもクルマ社会の弊害ばかり見えてくる。
 
 
  


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2008年02月22日

しまやまフォトコンテスト2007

 香恋の里しもやま観光協会(鈴木弘美会長)は8日、「しもやまフォトコンテスト2007」を豊田市下山交流館で開き、グランプリに同地区東部の羽布町の田んぼで特産米「ミネアサヒ」のたわわに実った稲穂をアップでとらえた豊川市の鈴木孝幸さんの「稔りの秋」と題した作品を選んだ。

 下山の豊かな自然を知ってもらおうと昨年末までに撮った作品を募り、地元はじめ岡崎、豊川市など23人から81点応募。萩原弘岡崎美術協会顧問や鈴木弘美観光協会長、神谷健市市下山支所長らが審査し、下山色の強いグランプリはじめ入賞19作品を選んだ。

 春の菜の花畑や夏の三河湖、秋の紅葉、コイノボリなど下山の素晴らしい自然や四季を収めた作品が集まり、萩原審査委員長は「年々レベルが高まり、今年も素晴らしい作品が集まった。写真を通じ外から見た目で地元の人が気付かない魅力も伝わる」と講評した。

 表彰式は28日10時から香恋の館で開かれ、作品は3月23日まで同館ギャラリーに展示。来年の観光協会カレンダーに採用され、カレンダーを通して下山の魅力を多くの人に伝える。

 
 こういう自然豊かな場所への取材は、ちっょぴり遠足気分。

 下山の空気や自然が、ある種”清涼剤”となって、心を癒してくれる。

 ある人曰わく「これからの時期、花粉症の俺はそんな気分になれない」と。  


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2008年02月20日

井の中の蛙大海を知らず

 ある集まりで、『なんか、なまりがあるねぇ!』

 三河弁ばりばりのおばさんが、博多出身の若い男の子にちょっと上から、何気ない一言。

 だが、当人も豊田市から一度も出たことのない、代々続く土着の人。

 「大都市博多出身の人を田舎者だ」と明らかにさげすんだように指摘した。

 そして、何気ない一言に若者は、ほほをヒクヒクと動かした。

 内心「博多は名古屋よりも都会ですよ」とはらわたが煮えくり返っているだろう。


 アメリカに行って、「外人ばかりだね」という日本人は少なくない。

 島国単一民族からか、日本人はよく言われることだが、なかなか自分を客観して見ることが難しいようだ。

  


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2008年02月20日

豊田商工会議所が1ヶ月遅れの新春懇談会

 豊田商工会議所はホテルトヨタキャッスルで「新春懇談会」を20日夜開き、出席者約150人の前で渡辺祥二会頭が「経済環境は良くないが、その中でさまざまな展開を考えていきたい」と新年の抱負を述べた。

 参加者は、商工会議所の各部会の役員はじめ豊田の地場経済の財界人、そして来賓として鈴木公平市長、中村紀世実・加藤恒太郎副市長、金子宏市産業部長はじめ地元選出の県議らが出席した。

 例年1月半ばに行っている懇談会だが、今年は市長選が2月初めにありこの日に延期された。

 渡辺会頭や来賓の鈴木市長らに続いて挨拶に立った三浦孝司県議は下山地区での研究施設について、「現在佳境に来ている。来月には地権者に価格提示できる見込み」と明かした。

 さらに「現在議論されている道路特定財源の暫定税率が廃止されれば県全体で900億の税源がカットされ下山地区の研究施設へのアクセスができない。それなら様子を見て3―5年先という考えもできる」との考えを示した。

 豊田JC(川端成高理事長)の新年賀詞交歓会で民主党の代議士がこの問題については真っ向から対立するとあいさつで述べたことに触れ、「県や市の空洞化が進む中、トヨタの頭脳心臓は豊田に置いておくことは重要だ。今は豊かさに浸っているが、今後どんな時代になるかは分からない。豊かさを維持するため全力で財源維持へ力を注ぐ」と語気を強めた。

この日県議会本会議が始まり、常日頃あいさつする倉知俊彦県議が欠席、久しぶりに”三浦節”を鳴らした。   


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2008年02月19日

恩師の言葉

 別れと出会いの季節。

 中学時代の恩師がよくクラスで説いていた言葉でそういう輩になっては

いけない「反面教師」として、今でも心に刻まれている言葉がある。

時が経ち、詳細まで覚えていないが、こんな感じだったと記憶している。

 「横着くいつも楽な方に逃げたり、面倒なことは他人に流して生きてきた人は、

普通の人が当たり前にやっている苦労や努力が(自分が経験していないので)

理解できない。それでいて自分が『得』になることには、

俄然張り切る。

まずは人を疑い、責任の所在を他人の所為にする。他人も同じ考えだと思っている。

そういう人間とは信頼関係は築けない。

人は人に支えられて生きている。支えてもらうには、

まず自分が変わり、嫌なことは率先してやろう」

 確かに他人が掃除したキレイな道ばかりを歩いて、日ごろから要領よく

立ち振る舞っている人は、たまに目立たない縁の下の力持ち的なことをさせられると、

「俺だけがこんなに努力しているのに認めてくれない。損ばかりしている」

と普通の人以上に被害者意識のようなものを感じてしまうのだろう。


 結局は、「自分にやさしく、他人に厳しい人間になるな」と言いたかったのだろう。

 この時期になると、思い起こす。
  


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2008年02月18日

報道発表を直接ホームページで公開

豊田市は15日、来月14日から報道発表した情報を市ホームページに掲載し、市民に公開する、と発表した。

市政情報を直接市民に提供することで市民と市との情報を共有化を図り、

市が掲げる共働体制を構築するのがねらい。

愛知県や岡崎・岐阜市などでも、すでに同様の事業を行っている。


報道発表の翌日に市ホームページに掲載し、写真や添付資料も同時に公開するという。

トップページから「報道発表」をクリックするとアクセスできる。


メディア(媒体)を通さず、直接提供すれば、メディアの意図も介入せずスムーズに届く。

存在意義も含め、マスコミの果たす役割が大きく変わってくる。
  


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2008年02月18日

初体験。。。

席に着くなりおしぼり、そしてトイレから戻ると、

さっきもらったばかりなのに

再び新品のおしぼりを手渡され、しばらくすると、水滴が

付いたグラスを慣れた手つきで拭き始めた。

一昨日、”メンパブ”なるものに初めて訪れた。

今風の茶髪のお兄ちゃんがお酒をつくってくれたり、タバコに火を

つけてくれたり、会話したりと中年男性が行くスナックのようなものだ


聞くと、市内でも5軒ほどあるという。

客層は、飲み屋のお姉さんやOL、フリーター、主婦。

最後の主婦というのに興味を持ち、探ると30から上は70代まで幅広く、

基本的には夫が休みの土曜日には来ることはなく、

夜勤の日の夜が多いという。



そういうことは、鬼の居ぬ間に子どもを寝かしつけて、

コソコソなのか、堂々となのか知らないが遊びに来ているということか。

ホストと違い、料金もリーズナブルで週1回ぐらいなら小遣いの範囲で行ける料金。

をダンボにしていると、この前行ったレストランの話をしていた。


多分再び訪れることはないだろう。


  


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2008年02月16日

試合がすぐに中断する、なぜだ?

「小学生ドッジボール大会」が豊田市八幡町の市総合体育館スカイホール豊田で開かれた。

参加したのはクラスメートや友人など市内の小学校から143チーム1500人。

会場は、我が子の頑張りを応援しようと家族の熱気で包まれた。

だが幼い頃やってたドッジとは様相が違う。

やたらと笛がppなっては試合が中断。

主は審判だ。

線審二人に主審、統括者。

オーバーラインはしょっちゅう。外野もスペースが決まってて、味方の投げた球が外野に触れることなく越えれば相手ボール。

そして厄介なのはリスタートでそのまま投げると、また相手ボール。

リスタートではオーバーボールで球を一度上に持ち上げてから始めなければならない。

子供たちも日ごろから慣れたやり方と勝手が違ってどうしてもいつものやり方を反射的にやってしまってた。

今回の大会は、スカイホールのオープニング事業のフィナーレ。

子どもたちにホールを気軽に使ってもらおうと今回限りを予定していたが、

何も用意することなく身だけでできる気軽に楽しめるスポーツなだけに来年以降の開催を期待してやまない  


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2008年02月15日

かつてクルマはステイタスだった。。。

昔の大学生は授業をホッポリ出して、バイトに明け暮れていた。

いいクルマを手に入れて、彼女をつくる。そして海へデート。

クルマがステイタスのシンボルだった。


ぼぼ毎日居酒屋でバイトし、月20万円稼ぐなんていうのは、ザラ。

それが、今は違う。

車社会の地方も、例外ではない。

バイトだけに時間が取られるよりは、適度に小遣いがあって自分の時間を楽しみたい。

こんな若者ばかり。



「軽」でも全然オッケー。なんで彼女欲しさに自分の時間を割くの?

実際、販売台数ランキングも、軽や小型車が上位を占める。

メーカーからすれば、利幅の少ないクルマばかりが売れ、その中で

「利」を創るためコストダウンに並々ならぬ努力を費やす。



自動車メーカーのライバルは、「携帯」だ。

クルマの毎月のローン分ぐらい知らないうちに払っている。

モノに価値を見出さず、情報に価値を見出す。


  


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2008年02月14日

この時間に豊田で毎日バスが満員?それはないだろう。。。

この時間、豊田市駅前にはスーツ姿のサラリーマンがバスから降り、急ぎ足で駅へと向かう。

週末を除いて、ほぼ毎日見られる光景だ。

日帰りバスツアーの帰りなのか。あるいは、宴会帰りなのか。

そんなこと以外、頭に浮かばない。

だって、昼間に町中を走るバスは、人っ子1人いない空気を運ぶ「空気バス」なんだから。


その真相は、朝夕の通勤・帰宅時にトヨタの社員を送り迎えする「通勤バス」。

椅子だけで収まらず、立つ人たちで寸分も隙間がない、山手線のラッシュ時を思わせるほどの混雑率。

依然、車社会の名古屋では、お目にかかれない。


さすが、まだ「環境」が大きく叫ばれる以前に、ハイブリットの「プリウス」を世界に先駆けて実用化したトヨタ、環境への配慮はさすがだね、よっ大統領!

と思いきや、それもさることながら、駐車場の確保がおぼつかないからというのが、本当の理由だ。

なんせ、本社だけで正社員の数は変わらないのに、派遣・契約社員が1万人も増えたというのだから。


だか、それによって副産物も生まれた。

都会のサラリーマンならお馴染みの「会社帰りに赤提灯で一杯」という文化も根付きつつある。

まちからすれば、その方が大きい。  


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2008年02月12日

脱メタボ宣言!

豊田商工会議所の金融業部会と交通運輸業部会は合同で3月10日午後6時から、同施設多目的ホールを会場にテレビでお馴染みの中京大体育学部の湯本景元教授を講師に、健康講座「脱メタボ宣言~これなら出来る簡単エクササイズ」を開く。

定員先着100人。聴講料無料。

湯本氏は、1947年生まれ。中京大を経て、東京教育大(現筑波大)大学院体育学研究科終了後、東京医科大で学んだ。専門はコーチング論、スポーツ環境論。

「あなたは7秒でやせられる」(学研)、「『ひねり運動』7秒ダイエット」(講談社)など著書多数。

主催者では「家庭や職場で健康維持の取り組みを行うことで快適な家庭環境や職場づくりが実現できます。一度きりの人生、大いに楽しむためにも自分の健康は自分で守りましょう」と参加を呼びかけている。

問い合わせは、豊田商工会議所(三宅・前田)℡32―4567。
  


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2008年02月09日

農地は中国から持って来れない

中国産のギョーザへの薬物混入問題が騒がれている中、豊田市国際交流協会で今日、市内で農業を学んでいる中国人研修生と指導者の農家から話を聞く国際理解教育セミナーが開かれた。

テーマは、「豊田の田んぼを守る中国人?」。

参加したのは中国語を学んでいたり、名古屋大学で「多文化共生」を研究する大学院生、出張で中国を頻繁に訪れている会社員ら20人。

高岡地区でコメ作りを行っている農事組合法人(=農業会社)では、10数年以上も前から中国人研修生を受け入れている。製造業の現場で中国やヴェトナム人研修生が欠かせない存在であることは知っていたが、農業でこういう状況になっているとは初めて知った。

ある一軒家に共同生活を送るものの、それぞれに個室が与えられ、食事は分担制。

仕事では主にコンバインなどの大型機械ではできない草刈りなどに従事し、農業現場での仕事ぶりや故郷の様子について参加者と意見を交換していた。


今回の事件では日本の加工食品の中国への依存の高さが改めて浮き彫りにされた。依然農薬などに対する意識の低さも露呈された。だから彼ら研修生が母国に帰り、3年間の研修を活かし、農業技術の向上に努めてくれると期待したいのだが、実状は全く違う。

別に彼らは故郷で農業などやってはいない。

日本の先進社会を体験したい、高い給料が貰えるなどの理由で来日した。農業はあくまでサラリーがもらえる「職業」に過ぎない。むしろ、給料をもらいながら、職業選択の幅が広がる「日本語」が学べることの方に、人生の上では価値を見出している。

だからといって、金の亡者ではない。日本の若者でも一緒だ。

待遇のいい仕事が、たまたま母国以外にあり、その間に外国語が学べるという一石二鳥に過ぎない。事実、これまでの先輩たちも帰国後は故郷を離れ、賃金のいい上海で日系企業やガイドなどの仕事をしている。


良い悪いではなく、農地は日本に持って来れない。なら、安い人をもってこればいい。


金、モノ、人のグローバル化は急速に進んでいる  


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2008年02月08日

五木寛之と香山リカが今日文化会館で対談!

作家の五木寛之さんと精神科医の香山リカさんが「日本人の美学 何のために

生きるのか」をテーマに今日午後6時から豊田市民文化会館で対談する。

主催する豊田文化フォーラムでは、「戦後、日本が積み上げてきた日本人の美学

が薄れつつある中、2人の講師の貴重な人生の経験や深い洞察力を道標に、

何を基準に生きるべきかを考える機会にして欲しい」と話している。



今回読者プレゼントを募集したのだが、初めてメールだけの受付を行ってみた。

当初、20~40代を予想していたが、60歳以上の年配の方が多くを占め、

そして、読者プレゼントをすると、いつも常連組がほとんどであったが、

今回は今までハガキでの応募では申し込みをされたことがない人ばかりであった。



同フォーラムの坪井敦也会長によると、「まだチケットは残っている」とのこと。


問い合わせは豊田文化フォーラム℡34-6631。  


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2008年02月07日

二次会は「山路」

個性派の諏訪等さん率いる「豊田シティバレエ団」と

記者クラブとの恒例の新年懇親会がコモスクエア

の日本海庄やで本日午後6時半スタートで開かれた。

参加したのは、諏訪さんをはじめ、中日、朝日、読売、

毎日、豊田ホームニュース、NHKと記者クラブの面々。

二次会は、ご存じ「山路」。

久しぶり訪れねと、内装が全く変わり、びっくり。

ママとさっちゃんは変わってなかった(笑)。
  


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2008年02月07日

関心は、有給休暇制度だけ

来年卒業する大学生の就職説明会が今日、豊田市民文化会館で開かれ、

早朝から多くの大学生らが詰めかけている。主催する商工会議所によると「昨年より多い」と。

出店企業は、製造業を中心に36社。倫理法人会でお世話になっている

やまのぶ、ZENT、えぷろんフーズなどもブースを設け、人事担当者が来春就職する大学生に

企業概要や業務内容、福利厚生などiについて説明していた。




空前の好景気でいずれも大企業は採用枠を広げ、加えて少子化で学生は少なく、売り手市場となった「昨年」。

「今年」もそれは変わらず、今年も年明けの原油高・資材高にもかかわらず、売り手市場のようだ。

だが一方、中小では採用予定を軒並み下回り、大手が底引き網で吸い上げてしまっている。

特にこの地方は名前は知られていなくても、財務体質の良い優良企業が少なくなく、また海外展開も活発的だ。

だが、担当者に聞くと採用が思ったようにいかないという。

如何せん知名度が低く、仕事はあるのに人手がないという悩みを共通して持っている。



学生からの質問で多いのは、福利厚生。土日休みや有給休暇制度、持ち家支援制度など。

僕らの世代は、バブル崩壊で採用枠が少なく、その上学生はやたらと多い買い手市場だった。

福利厚生は二の次で、資格支援制度や研修など入社後も自分たちの武器を身につけ、

会社に頼らない人間になりたいという学生が多かった。


担当者と話していても、「入ってからのやりがいなどを質問してくる学生が少ない。そういう学生は大手を

志望しているからでは」と話していた。

実際今日も、学生が集まっていたのは自動車部品のの「三五」「小島プレス工業」

「とよしん」と知名度の高い企業だった。  


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2008年02月05日

日本で文武両道は難しい

広島市で先月21日開かれた「第13回全国都道府県男子駅伝」(7区間、48・0㌔)で2時間21分19の記録で

長野県に次ぐ2位に入った愛知県代表として、豊田市下山中2年の松井将器選手が見事な快走を見せた。

タイムは、ベストから5秒遅れの9分15。

松井選手は大会を振り返り、「箱根駅伝や実業団などTVで見ていた選手の中で緊張したが、天候が悪い中で

自分の持っている力は出し切ることができた」と話している。


すでに愛知県で最も強い高校から話が来ている。だが松井くんは冷静。

「陸上で就職まで行けるのはまれ。それに生身の人間だからいつケガするとも限らない」と将来を見つめる。

成績も学年で2位が定位置。

だが、ここにきてメキメキと陸上で頭角を表し、全国の舞台も経験し、両方で向上心は高く「文武両立できたら」というのが本音。

いくら高校のコーチがこの卒業する生徒も早稲田に陸上で行くと言っても、高校駅伝の「都大路」を走り、実績を上げなければならない。

まもなく3年生に進級すると「進路」の実感が湧いてくる。  


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