2009年01月20日

意志あるところに道は開ける

零細企業に身を置く30代の男性は、語る。


従業員のほとんどが、仕事を転々として、すねに傷を持つ人ばかり。

ステップアップを重ねてではなく、「楽な方」へと求めた流れ者の巣食う集団では、

他人を落として自分を上げたり、

愚痴やぼやき、いない人の悪口を言い合う欠席裁判で

醸成する仲間意識が蔓延するという。


「一貫した教育や研修を受けた人から教育を受けたい。仕事を通じて自分が育つ環境に身を置きたい」。

彼曰く「経営者がけじめをつけ、理念やビジョンを従業員に示してほしかった。

行動はいっさい伴わず、口先だけ格好いいことを言ってもトップを敬う『心』など生まれない。

自ら面倒なこと、手間暇かかること、困難に正面から立ち向かう環境なら、そういう状況には陥らなかっただろう」と吐露する。


彼は、「今いる環境に埋没したくない」

という強い信念から、資格取得という目標をしっかりと達成して、まもなく旅立つ。



以前取材したこの男性。

記事では、当然いまの立場を尊重して、こうした核心や本音にはいっさい触れずに、表面的なことで文章にした。


拍手で送りたい。






Posted by どんぐり at 15:39│Comments(1)
この記事へのコメント
「言うは易し、行うは難し」という諺ではないが、誰でも思う。結局、やるか、やらないかだからね。「初志貫徹」でちゃんとやり遂げてるから、すごいね。
Posted by 立教志木高卒 at 2009年01月20日 16:08
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意志あるところに道は開ける
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