2008年04月29日

三州足助太鼓が10周年 交流館で10日記念演奏会

 豊田市足助地区を拠点に活動する「三州足助太鼓」(鈴木正治代表)が10周年迎え、10日16時から記念コンサートを足助交流館飯盛座で開く。本番を直前に控え、稽古にも熱が履いている。

 足助町だった平成8年に全国の「足」が付く5市町村が交流を図ろうと企画した「全国足並み会」で公演するため町の呼びかけで発足した。ほぼ素人の集まりだったが北海道の足寄町、栃木の足利市・足尾町、山梨の足和田村でも太鼓クラブが組織され、9年秋に河口湖でオリジナル曲「足並みの響き」を演奏。平成の大合併で足尾町は日光市、足和田村が富士河口湖町、当地足助町が豊田市になった現在も交流が続いている。

 メンバーは教師や会社員、自営業など24―54歳までの男女10人。当初からのメンバーは4人。毎週火・木曜夜に仕事を終えたメンバーらが大見町の日総工産研修場で稽古に励んでいる。河口湖を拠点に活動するプロ奏者の青沼保人さんから定期的に指導を受けるなど高い向上心で腕を磨き、毎年秋の香嵐渓もみじまつりや子ども会、お祭りのほか、愛・地球博でも演奏している。

 鈴木代表は「毎回完璧に出来ているとは言えませんが、それだけに完璧を目指そうとみな真剣に練習しています。前回より上手く演奏したいというみんなの気持ちが10年間続いた原動力になっている。太鼓を通じて青少年の育成と足助の太鼓文化を継承し発信していきたい」と話している。

 3部構成。1部では技術指導している地元明和小児童でつくる明和太鼓クラブ、梅坪町の親子でつくる「光にこにこ太鼓」が出演。2部では三州足助太鼓が「足並みの響き」「飛砕(しょうは)」「大楽(おおら)」など6曲を演奏する。3部では青沼さんらプロ演奏家6人がこの日のために集まってユニットを結成し7曲ほどを奏でる。司会は地元のなんぺい、さやかが務める。

 入場料は全自由席2千円。

 問い合わせは事務局℡62―0411(9―16時受付)。



Posted by どんぐり at 18:23│Comments(0)
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