2008年03月31日

とよしん育英財団が地域の教育文化を支援

 とよしん育英財団(今井康夫理事長)は地域文化の発展に貢献する個人団体を表彰する式典を26日名鉄トヨタホテルで開き、助成や教育文化賞などを決めた。3部門に昨年度比20件の応募があり、神谷力愛教大名誉教授や寺光彦市美術館長ら有識者による選考の結果、助成5件、教育文化賞1件、教育文化奨励賞6件が選ばれ、今井理事長から受賞者に賞状と副賞が贈られた。
 同財団は、豊田信用金庫が創立30周年を記念して1980(昭和55)年に設けた学生への奨学金を贈る育英会を母体に、50周年記念の2000(平成12)年設立。基金3億円の運用益などで毎年同金庫が営業活動している西三河地域で文化や教育活動を継続して行っている個人と団体に助成や授賞を行い、助成部門は団体20万円、個人10万円、表彰部門は副賞として教育文化賞10万円、教育文化奨励賞が団体5万円、個人3万円が贈られる。
 表彰式には来賓として鈴木公平市長、倉知俊彦県議、長橋朗市教育委員長らが出席。今井理事長は「地域に根ざした地道な活動が教育文化の発展につながる。さらなる活躍を期待しています」と祝辞を述べた。受賞者を代表して都築和子さんが「文化の域を超え手を携えて豊かな地域文化に貢献したい」と喜びを表した。

 助成先と受賞者は次の皆さん。
 【助成】豊田市美術館作品ガイドボランティア(金田季三代表)10年間に渡り市美術館来館者にガイドツアーを行い美術ファン拡大に尽力。小中学校への出張授業など他に類を見ない活動で学校の授業だけでは得られない感動体験を手助けし市の美術文化向上に寄与▽杉浦潤子(40・名古屋市緑区)ピアニスト。市民合唱団や市少年少女合唱団のピアニストとしてコンクールで優秀な成績を収めるなどレベルの高い合唱団に育て上げた。イベント出演や海外の合唱団とも交流し青少年の健全育成にも寄与▽高崎真介(35・東京都北区)作曲家、ヴァイオリニスト。生きる力を与える音楽を豊田から世界に伝える活動が市の音楽文化の普及や振興に寄与▽石野歌舞伎保存会(安藤一義代表)江戸中期から三河山間で伝えられ昭和40年頃消えた農村歌舞伎を平成13年の中金町岩倉神社舞台の大改修を機に復活。伝統芸能を地域一体で後世に伝える活動で地域文化の活性化に寄与▽豊田市郷土史研究会(若子旭代表)郷土研究家で構成する最大の研究会。講演会や研究発表会など活発な活動は歴史と文化の奥深さを再認識させ多大な足跡
 【教育文化賞】都築和子(69・宮口町)合唱指導者。市民合唱団団長や愛環音楽連盟副会長を務め地域の合唱活動の要としてクラシック音楽の普及と地域文化の振興に多大な貢献
 【教育文化奨励賞】木下浩美(45・緑ヶ丘)交流館で音楽会をボランティア開催し地域の音楽文化の普及に貢献。介護施設訪問によるいきがいづくりやコンサートに小学生を参加させ音楽教育に貢献▽豊田市崇化館中ボランティア部「麦の会」(浦野憲治代表)地域に貢献する福祉教育活動を30年間継続実施。老人ホームや子育て支援センターの訪問、校区清掃など福祉の実践を通じて福祉教育の推進と健全育成に尽力▽豊田市民陣中太鼓連(原田千富士代表)稲武町に伝わる戦国武将武田信玄の陣太鼓を伝え豊かな街づくりの礎にと設立以来26年間活動。中学の文化祭や記念式典などに出演し地域の文化振興と青少年の健全育成に尽力▽岡崎市秦梨小(岩瀬敏彦校長)放置された学校裏山を再生し子供の豊かな感性や実践力を養う間伐や植林、山道を整備。山菜や自家栽培のキノコを地域のお年寄りに振る舞う活動を通じ自然への感謝と年長者を敬う心を育む▽岡崎市常盤中(太田恭子校長)中学新築に伴い平成12年に小学校敷地内で小中共同生活を開始。豊かな心の育成を目指す合同授業研究、外部講師を招くふれあい教室、運動会の行事を共同開催し小中交流活動を継続実施▽刈谷市住吉小金管バンド部(篠田清隆代表)昭和46年にトランペット鼓隊として発足。校内の定期演奏会や地域行事に出演し地域の音楽文化の普及に貢献。対外的な演奏会にも積極的に参加し近年優秀な成績を収めるなど将来性に期待



Posted by どんぐり at 12:06│Comments(0)
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