2011年01月06日

初当選直後を振り返る

統一地方選イヤーがやって来た。

ある市会議員が当然直後のありエピソードを苦笑を交えて振り返った。

当選2日目の早朝6時に携帯に電話。

『自宅の前にネコの死骸が横たわっているんだけど、何とかならない』

初めての仕事?依頼で全く見当がつかなかったため市役所に電話。

担当者からは『生きていれば保健所の管轄ですが、死んでいれば表現は悪いですが、ゴミ扱いで燃えるゴミとして廃棄してください』
依頼主にそのことを電話で伝えると、『そうなんですか、で誰がやってくれるの。地元のことなんだから、やってくれるんでしょう』と言われ、その家に訪れ渋々新聞紙で包み、最寄りの収集場に運んだという。

一票でも票を失いたくない、横柄だという噂が広まりたくないという恐れから断れないものだとか。

その時まざまざと市会議員の位置付けを体感したという。

『こういうこともやらされるのか。どぶ板とはよく言ったものだ』と。

そんなことのために税金を使って市会議員を送り出しているわけではない。国民以上の政治家などその土壌から輩出される以上、生まれない。

  


Posted by どんぐり at 13:26Comments(0)