2008年10月09日

豊田北高創立30周年

「豊田北高創立30周年特集」を企画するにあたり、24回生の東北大工学部3年の奥冨譲仁くんに投稿記事を依頼した。高校時代に、「名大推薦」の話を断り、「鳥人間コンテスト」に参加するため、そして、これまでと全く異なる地域でゼロから始めたい。それには親元を離れ一人暮らししたい、との理由から一浪の末、念願の東北大学に進んだ。

彼には、先月23日に依頼し、その週の週末には原稿が届いた。高校の先生には、「理系だけど文章を書くのが得意で、しっかりと将来を見据えて、言うだけでなく、行動しているのでネタには尽きないよ」と言われたが、さすが1週間で楽しい文章を書いてくれた。

彼にそのことを尋ねると、

23日にフォーマットを受け取ってから、ほぼ毎日図書館に缶詰になって書きました。まずは頂いたテーマごとにバラバラに書き、最終的にそれらをつなげた感じです。
母校の特集に間に合えば格好良いよなぁ(笑)、などと思っていました。
ネタとしか思えない生活を真剣にしていましたので(笑)、文章も自然とあのようになりました。多くの人に楽しんでもらえると嬉しいです。

 この手の文章は書き出しが一番悩みます。特に話の最初の掴みはかなり意識します。高校二年のとき、在校生代表として送辞を読みました。
このときも、「梅の花もほころび」のような典型的なものが嫌で、どうすれば耳を傾けてもらえるかを考えました。
行事での挨拶の類は、早く終われ~と思う生徒がほとんどですから。 と

進学や就職を機会に故郷豊田市を離れ、固定観念や思い込みなどにとらわれず多様な価値観にふれ、個性的な人々と出会ってもまれ、豊かな人生を送っている2人を紹介しました。
ぜひ、今週号で届く新聞をお楽しみください。
  


Posted by どんぐり at 12:01Comments(1)