2008年02月20日

豊田商工会議所が1ヶ月遅れの新春懇談会

 豊田商工会議所はホテルトヨタキャッスルで「新春懇談会」を20日夜開き、出席者約150人の前で渡辺祥二会頭が「経済環境は良くないが、その中でさまざまな展開を考えていきたい」と新年の抱負を述べた。

 参加者は、商工会議所の各部会の役員はじめ豊田の地場経済の財界人、そして来賓として鈴木公平市長、中村紀世実・加藤恒太郎副市長、金子宏市産業部長はじめ地元選出の県議らが出席した。

 例年1月半ばに行っている懇談会だが、今年は市長選が2月初めにありこの日に延期された。

 渡辺会頭や来賓の鈴木市長らに続いて挨拶に立った三浦孝司県議は下山地区での研究施設について、「現在佳境に来ている。来月には地権者に価格提示できる見込み」と明かした。

 さらに「現在議論されている道路特定財源の暫定税率が廃止されれば県全体で900億の税源がカットされ下山地区の研究施設へのアクセスができない。それなら様子を見て3―5年先という考えもできる」との考えを示した。

 豊田JC(川端成高理事長)の新年賀詞交歓会で民主党の代議士がこの問題については真っ向から対立するとあいさつで述べたことに触れ、「県や市の空洞化が進む中、トヨタの頭脳心臓は豊田に置いておくことは重要だ。今は豊かさに浸っているが、今後どんな時代になるかは分からない。豊かさを維持するため全力で財源維持へ力を注ぐ」と語気を強めた。

この日県議会本会議が始まり、常日頃あいさつする倉知俊彦県議が欠席、久しぶりに”三浦節”を鳴らした。 



Posted by どんぐり at 16:04│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
豊田商工会議所が1ヶ月遅れの新春懇談会
    コメント(0)