2010年01月26日

料理店オーナーのつぶやき

「今のお客さんは目が肥えている。毎日朝から晩までグルメ番組が流され、その時間仕事をしている料理人も私も遅れている。ただ見ているだけでなく、実際に食べに行っている。見よう見真似で作ったとしても、味が全然違う」

ある飲食店のオーナー。

「3、40年前ならストロガノフといえば、どんだけまずかろうが、こういう味なんだとそのまま食べていた。そこには美味しい、不味いの基準というのがなかった。料理人にとっては厳しい時代になった」

かつて多くの少年の夢はプロ野球選手だった。誰もがキャッチボールをして、すそ野が広く、競技レベルが向上した。こういった舌の肥えた人たちの中から新たな料理人がうまれてくるのであろう。




Posted by どんぐり at 15:35│Comments(0)
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