2009年11月02日

意識を変えさせるか、辞めてもらうか

経営者や後継者らの集まりである「豊田商工会議所青年部」に会社から出向している。

土木や造園、電気などさまざまな業界の同世代の生の意見が聞ける。

40歳前後と言うと、

現場から経理や総務など

事業継承に向けて準備を始めたメンバーも少なくない。


聞いていると、

身内も含めて主に経理などを担当する

お局さん

と言われる人がいる。

現場にいる時は、金のことに細かく厳しい、


会社の「要」

と映っていたが、

いざ机を並べて同じ仕事をしてみると

また新たな面が見え、



会社の発展の防波堤


となっていると気付くことも多い

と指摘する人もいる。

心の根底には、

「私が30年来一番古くからこの会社にいて、支えてきた


屋台骨。


今までやってきたことが正しい。

新しい試みは、(会社の売り上げなど関係なく)

上に上げずにここでとめる。

時間が過ぎさえすれば、

いちいち対応せずとも過ぎ去ってくれる」

という認識。

だが、「よくよく見てみると、

金の出入りや頭の中での顧客の管理といった程度で、

今の時代

パソコン

にとって代わっている。

それは対顧客や時代の求めるものではなく、

あくまでその人が昔からやってきて

要領を得ているので、

段取りがしやすいというのに過ぎない。

すべて任せっきりで

その人がいないと分からないような組織にしてきた


トップ(父親)


も管理能力が問われる」と指摘する。


「パソコン(デジタル)」


で管理しているのに、いまなお

「手書き(アナログ)」


を維持する勢力の意識を変えるか、変えられなければ辞めてもらうしかない。



だいたい、こんなような話だ。



Posted by どんぐり at 10:02│Comments(0)
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