2009年08月26日

高岡工場の1ラインを2011年後半まで休止

トヨタが日英で生産能力縮小を検討、早期黒字化急ぐ=関係筋

[東京 26日 ロイター]からの転載 

 トヨタ自動車が世界で生産能力縮小を目指していることが明らかになった。関係者などが明らかにした。世界的な自動車需要の本格的な回復には時間がかかると判断し、稼働率を引き上げ採算改善で黒字回復を急ぐ。
 関係者によると、具体的な縮小規模やスケジュールは最終決定していない。しかし同社広報担当者によると、小型車「ヴィッツ」などを生産する高岡工場(愛知県豊田市)の1ラインについては、来春から2011年後半まで休止することをすでに決めている。また関係者によると、乗用車「オーリス」などを生産する英国工場(ダービー州)でも2つあるラインのうち1つを休止することを検討している。
 トヨタはすでに米ゼネラル・モーターズ(GM)との米合弁会社「NUMMI」についても撤退を含め検討しており、あわせて70万台規模の生産能力削減を実施する計算となる。トヨタは全世界のグループで年間約1000万台の生産能力を持っている。
 26日付の日本経済新聞は、トヨタが09年度中に世界で100万台前後生産能力を縮小すると報じた。

 プリウスの好調ぶりばかりクローズアップされてきたが、実態はこうなのだろう。これまでの外需依存から、内需への転換と掛け声はいいが、やはり海外に頼らざるを得ない。いまはかろうじて中国に支えられているが、バブルがはじければさらに底が待っているような。アメリカ経済に支えられているというのは、これまでと変わらないのだろう。

 



Posted by どんぐり at 16:28│Comments(0)
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