2008年10月13日

暗黙の了解で分かる 出身地

普段の会話で「トヨコウ」と言えば

豊田高校だった。


これは、地域密着のこの会社に入るまでの暗黙の了解であり、そして、今も私の人間関係の中では変わらず、それにまったく疑いの余地はない。


しかしながら、取材で高岡や上郷、竜神地区を訪れると

「トヨコウ」

と言えばトヨタ自動車就職者数全国一位の豊田工業高校となる。



また、一挙に4人もの日本人ノーベル賞受賞に沸き立つ中、ニュースを観察してみると、名古屋のローカルテレビ局は名古屋大学を「メイダイ」というのに対して、全国ネットでは一切、「メイダイ」と略したりしていない。

東海3県以外では、「メイダイ」と言えば明大だからだ。静岡や長野などは東京圏のため、地元の静大や信州大を除けば、名古屋圏の大学に進む人は少ない。


この地域から出たことがないと分からないし、「そんなことあり得ない」と言われるだろうが、愛知大学が国立大学と思われていることも少なくない。


この2つの言葉から出身地が分かる。



常識というのは、ちょっと離れればまったく異なる。それは、案外もろく意味のないものだったりする。




Posted by どんぐり at 10:14│Comments(2)
この記事へのコメント
僕ら世代は(30代後半)、豊田工業高校は、「コウギョウ」と略していました。
勿論、豊田高校は、「トヨコウ」でした。
名古屋駅(名駅)の、「メイエキ」が全国区でないのには驚きましたが・・・。
Posted by テッパンテッパン at 2008年10月13日 11:58
テッパンさん
僕ら世代も、豊田工業高校は、「コウギョウ」といっていたが、南部の人は同世代でも「トヨコウ」といっていて、同じ豊田でも違うんだね。
Posted by どんぐり at 2008年10月15日 17:02
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    コメント(2)