2008年07月17日

思慮深さと決断力のなさは紙一重?

食事や飲みに行くと決まってメニューが決まるのが遅い高校のツレ。ちょっと遅いなら待てるのだが、異常に遅い。

10分以上考えているのも、ざら。

たかだか食事ぐらいで考え込んだ深刻そうな表情を表し、毎回「うーん、うーん」と唸っている。

周囲からは一斉に突っ込まれる。

「いつもおせーなー。おまえ頭の中で何考えとんの」

「ここ、悩むとこじゃねぇだろ」。

本人は一向に気にする素振りはなく「特に…」と返答。

毎回「早くしろ」と背中を押されようやく決まる。

「鶏の唐揚げ」や「ハンバーグ」と言われた時には、ガクッと力が抜ける。

手の込んだものや家では食べられない極上メニューでも注文するのかと思いきや、よくあるメニュー。

「朝はこれを食べたから」

「昨日の夜はこれを食べたから」

「最近肉が多いから野菜もんを食べよう」とでも考えているのだろうか。


思慮深さもここまでくると、ただ単に「自分で決断できないだけ」と周囲には映る。

食べることにこれだけ悩むのだからさぞ就職や転職、

結婚など人生の分岐点では悩むのかと思いきや

肝心なことは悩まず“流れ”に任せている。



誘えば来るが自ら「やろう」と呼びかける言葉を聞いたことがない。

熟慮しても最終的に前に進まず、大学や就職先を決めたのも

「友人が行くから」

「親の勧め」

テストでも問題を読むだけであれこれ考え、いつも時間切れになった最後まで解けたことがなかった。

突っ込まれるのが嫌なら、今回はすぐに決めてやるぐらい

思ってもよさそうなものだが、大したこととは思っていない。



「思慮深さと決断力のなさは紙一重?」



Posted by どんぐり at 12:27│Comments(0)
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