「愛社精神」

「お前早く結婚せなかんぞ零細企業ちゅうもんは結婚せん限り給料は安く据え置かれるぞ」

とある会社の社長

社長いわく、

「ある程度の規模の会社なら既婚や離婚経験者など置かれた境遇や情実で待遇を決めることなどしないが、社員10、20人くらいの零細では当たり前だ」と

自らの長年の経験から指摘する

「儲かってもボーナスに反映させれば、従業員は勘違いしてしまうから、経営者がまず考えるのは飲ませ食わせてガス抜きさせとけば･･･」

中小企業の経営者の組織に所属しているが、飲み屋で本音を漏らすと、こんな考えを持つ経営者も少なくない


当然経営基盤も違うが、大企業の会社と社員との信頼関係と零細とのそれはかなり格差がある。

かつて日本株式会社を支えてきたサラリーマンに宿った「愛社精神」は、大企業にのみだったのだろう･･･

経営基盤からすればしょうがないとも言えるが