2013年02月20日

堅物の下は窮屈

 若いころは遊べ。

 よく言われる。

 人生経験を積めということだろうが、「堅物」の上司の下につくと窮屈だなどとはよく聞く話だ。

 タバコを吸っているだけで、

 「えっタバコなんて吸うの」

 それは健康を心配したからではなく、「素行不良」と認識してしまう。

 ましてやマージャン、ゴルフ、バイクに乗ることさえ「素行不良」との烙印を押してしまう。

 自分自身は真面目一徹で、1つの社会の中で生き、そのことにまっしぐらに生きてきたという自負と、その間ほとんど遊ぶことをしてこなかったので、思考回路に柔軟性を欠き、貧しくなってしまう。

 大学生はモラトリアムと揶揄されるが、遊んだ方がいい。  


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2012年11月05日

【お詫びと訂正】

 11月1日の連載「田舎に活路」について「アンティマキ」の村田牧子さんからご指摘がありました。


*焼き菓子にかんして
 アレルギー症状がおきにくい焼き菓子の製造も手がけていますが、バター、乳製品、小麦などを使った商品も製造しています。お渡ししたしおりには、「国産小麦使用」等明記しています。
「卵・牛乳・バター・小麦などを使わず…材料にしている。」→「…材料にしている商品もある。」

*京都の雑誌社
「京都の自然食関係の雑誌社…きっかけ」→「「大阪の自然食メーカーが発行する雑誌の編集部に勤めたのがきっかけ」

*マクロビオティックに関して
「実は…務めている」 →「勤めていた自然食メーカーは、玄米菜食中心の食生活を唱えた桜沢如一(…)の唱えるマクロビオティックの考え方に基づいた雑誌を発行」

「現在は・・シェフを務めている」→ 「マクロビオティックは、桜沢如一の直弟子、久司道夫(…)がアメリカで普及活動を続け、元大統領やハリウッドの有名な俳優などに大きな影響を与えた。現在、日本でも若い人を中心に広がりを見せている食事法だ」

久司道夫は、桜沢の直弟子ですが、私が勤めていた自然食メーカーとの直接のかかわりはありません。 雑誌はいまも刊行していますが、久司道夫氏が継いでいるわけではありません。

  また、私が申し上げたのは、「久司道夫氏のアメリカでの活動により、ハリウッドの有名な俳優たちがマクロビオティックを始めた」と申し上げただけで、 例として、マドンナとリチャードギアをあげました。
彼らが久司道夫氏の直接の食餌指導を受けたかどうか知りません。

  ネット検索したところ、マドンナは直接指導を受けたことが書かれている記事を見つけましたが、あとは、直接かどうか不明でした。 また、マドンナのシェフは、女性です。
  


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2012年06月16日

ネタは足で稼げ

すでにマスコミが取り上げた誰でも知ってるネタを載せても存在意義がない。

地域に根差して生きる人に地域に根差した情報を提供してこそ、これからも生きていける。

よくこんなネタ見つけたね、と言われるような足で稼いだ情報をいかに取り上げるか。

記者クラブから出た情報をネタ元に記事を書くことに慣れ、ネタが向こうから来るのを待っていては…  


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2012年05月30日

精神的ギャップ

 新聞社でも、一般の日刊の全国紙やブロック紙、専門紙、業界紙とで記者の置かれた事情は異なる。

 記事を書くことに専念すればいいという新聞社もあれば、レイアウトから校正・校閲から、新聞購読や広告取りなどの営業も求められる新聞社もある。

 弊社だけではなく、専門紙にしろ、業界紙にしろ、記者も営業するのは当然の範ちゅうになる。広告をやっていただく最終判断を下す経営者と最も接点を持つ回数が多いから。

 記事を書くことだけに専念してきた人が営業も求められる新聞社に移れば、その精神的なギャップは大きい。

   


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2011年10月15日

車窓からの風景

車窓から眺める風景を見ながら、どんな産業が盛んでどんな暮らしをしていると、想像を膨らます。


たまに電車に乗ると思いめぐらすことは多い。

日本商工会議所東海ブロック大会各務原大会から豊田に戻るため、名鉄各務原線に乗車中。  


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2011年10月10日

隣の芝は青い。眩しく見える

トヨタ自動車を定年して数年すると、亡くなる人が増えるとよく言われていた。社員自体も真偽の定かではない話を認識していた。

夜勤、昼勤と過酷な働き方に、残業が家のローンの支払いや子どもの教育費につながると、好んで働いた。

高校を卒業して、地方から都会ではなく、何もない地方に来て、トヨタイズムを疑いもなく叩き込まれ、定年を迎える。

私の父親も例外ない。

先週、家に訪れるなど幼いころから知っている父の元同僚が亡くなった。大のドラキチで、高校野球も地方予選から通うほどの野球好きだった。

世界的企業の本社がこんな地方にあること自体異例で恵まれ過ぎるほど恵まれ、市民が日ごろの生活では気付かない末端の生活まで支えている。

だが、何か画一的で秩序だてられている。

隣の芝はやたらと青く見え、ないものねだりなのは承知の上だが。  


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2011年10月02日

スポーツ紙

最近酒場では、落合解任の話で盛り上げている。営業戦略上というなら、暗い高木の方が期待薄。加えて中日OBを登用する方針にがく然としたとの声が周囲では占めている。


こうした話題になることでスポーツ紙の販売につながる。


娯楽の多様化、情報入手の多様化と逆風が吹き、経済の悪化でお父さんの小遣いも減っている。


個人的にはスポーツだけでなく、釣り、競輪、競馬、風俗に、芸能、社会、政治などすべてが網羅されているスポーツ紙の費用対効果は高い。  


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2011年10月01日

遊びから学ぶことは多い

豊田スタジアムで今日あった産業フェスタで商工会議所青年部がイベントを企画しているため、スタッフとして参加した。

担当はローラーブレイド。

コマやメンコ、ドラコン、スピードガンコンテストなど子どもに楽しんでもらう企画の1つ。

名前だけは聞いたことがあったが、子どもたちの熱狂ぶりにびっくり。

マイブレードはもちろん、工具箱にカスタマイズ用のものまで持参しさらに驚いた。

最初子どもたちは一緒に来た友人同士でやっていたが、隣の見ず知らずの子達がやっているとこにも、戦おうぜと呼びかける姿に安心した。

昔やったメンコでも気軽に呼びかけやったものだ。


いつの時代も遊びから学ぶことが少なくない。  


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2011年09月29日

ユウキから勇気

杜若高出身のプロ野球選手のユウキが昨年10月で現役を退き、地元豊田市で野球教室をスタートさせている。

ジャスコ近くのバッティングセンターが会場。


戦力外通告を経験するなど苦労を経験しただけに、野球少年に還元してほしいが  


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2011年09月28日

10月から大腸がん検診始まる。

家に「大腸がん検診」の案内が届いた。内心焦ったが、一昨年の社内検診で再検診したからだと思っていたら、今日記者クラブから検診の発表があった。

 市によると、2011年10月1日から、国の補助を受けてがん検診推進事業を始めると言う。近年増加の一途をたどっている大腸がんが増えていく働く世帯(40-60代)が検診を受けるきっかけづくりをつくる。

同事業09年度から実施している女性特有のがん検診推進事業に大腸がん検診を加え、事業名称を「がん検診推進事業」に変更して実施する国庫補助事業。女性特有の事業は、子宮頚がん検診や乳がん検診を対象検診として実施し、どちらの検診も受診率が08年度比で5-8%向上した。

 この実績を受け、大腸がん検診の受診率向上をねらい事業を開始する。大腸がん検診費用が無料となるクーポン券と検診手帳を特定の年配の人に配布し受診を促すという。検診実施医療機関は38機関。

 対象は12年4月1日時点で、41歳、46歳、51歳、56歳、61歳の2万7000人ですでに九月22日に無料クーポン券と検診手帳を送付している
  


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2011年09月28日

トヨタカレンダー

 トヨタ自動車の「木金休業、土日操業」も今週で終わるが、繁盛する飲食店では今まで予約で満席と金、土曜に断っていたのが、水、木曜とバランスよく入るようになり、今までよりも売り上げが伸びていると言う。

 トヨタカレンダーが、生活のカレンダーになるのが不思議な街である。
  


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2011年09月27日

自己評価が高い人は成長ののびしろが短い

 自分で自分のことを高く評価する人間と、この程度のことを当たり前にやらないと自分がダメになると思える人がいる。

 大学も会社も途中で投げ出してきた「輩」は概して、前者が多い。

 「会社が悪い、周りが悪い」

 他者に責任を求め、自分を顧みられないと不幸なんだろう。
  


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2011年09月24日

どんぐりの湯が1日リニューアルオープン

稲武温泉どんぐりの湯が来月1日リニューアルオープンする。


この地域は刈谷のかきつばたの湯、長久手のござらっせ、豊田の竜泉寺の湯、おいでんの湯、猿投温泉、安城のコロナなど日帰り温泉激戦区。

数億円かけて入場者がどれだけ入るのか、豊田市内でも民間業者がこれだけあるなか、市がやる必要があるのか。

注目したい。  


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2011年09月24日

『器』

目上に対してはヘエコラ、ヘエコラ。

間違ってても「おっしゃる通り。やっぱり○○さん、さすがすごいですね」とどこまでもゴマをするイエスマン。

さっき言ったことが目上の人がまったく異なる意見を述べ始めると、舌の根も乾かないうちになびいてしまう。自己防衛から八方美人で相手によって正反対のことを言う。


本人は意識しているのか、朝言ったことと夜言ったことが異なる朝令暮改。

その代わりに、抑圧された精神構造から下に対しては罵り罵倒する。

こういうタイプは泥は絶対にかぶらず、最終的には責任転嫁して逃げるタイプ。

どの職場にも必ずいるタイプだが、こんな上司の下では信頼し合える同僚という意識は芽生えない。

  


Posted by どんぐり at 12:26Comments(0)

2011年09月22日

自分の人生は自分で守る

大手チェーン店では名ばかりの店長で、権限もないのに責任だけ押し付けて安月給で長時間働かす。

数年前に裁判で過労死が認めら、企業への責任が問われた。

だが、こういう企業は中小・零細企業にはいくらでもある。

実際、取材でも見てきた。

 自分がやりがいを見つけ、責任を感じ、給料など関係なく働くような精神構造になると、経営者側の思うつぼ。

ある企業では、40歳を過ぎても手取り20万円程度の安月給で休みもなくこき使われ、挙句の果ては人生の折り返しにさしかかって、


「使うだけ使ってぽい」


使用者側との関係がこじれて、退職後、会社の利益やイメージを損なわせるような行為をもたらす。

美容院のように独立した際、自分に就いていたお客さんをそのまま引き連れていくのは、その人の人間性と技術、サービズが見込まれてだから、当然の話だが、

そうした姿を見ていると、

「自分の人生は自分で守るしかない」
  


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2011年09月18日

関係者こそ大切な顧客

これだと関係者しか読まない

社内会議でこんな意見。

だが、そこにこそ、うちの存在意義がある。

と思っている。

この10数年来、取材先で、尾張と三河の違いについて必ず聞いている。銀行の支店長や新聞社の支局長、デパートの店長など。

「豊田は入るまでが大変、ある種排他的というのか。これだけ全国各地から人が入ってきて大きくなったのに。でも入ると義理人情に熱く付き合いを重んじる」

豊田市内には2つの地域新聞が存在する。外の人はトヨタ自動車があるから。と言うが。
もちろんそれは大きいが、前者の地域性に支えられている部分が大きいと認識している。
だから最初の関係者しかというのは、マスメディアの発想。広くたくさんの人に見てもらおうと思うと薄っぺらくなる。

スポーツでいえば、豊田出身のプロ野球戦選手だ、オリンピックに出場したなんて選手を取り上げても反応は少ない。

それより高校野球だったり、年老いてもなお現役でゴルフや早朝野球をしている人を取り上げた方が反応がある。

うちにスポーツ紙に載るような選手を載せても、興味がある人はスポーツ紙を購読している。

そうした意味からも、有名人よりも地域で頑張っている人や取り組みに光を当てる、地域の業界紙という姿勢は貫かねばならない。  


Posted by どんぐり at 07:05Comments(2)

2011年09月15日

やめられない

記者の仕事は読者の反応がダイレクトに感じられる。

当然、いいことばかりではない。

あんなこと書きやがってというご批判もあるが、正直立場が変わればしょうがないとあまり気にかけない。

特にこの人はどんな反応をしてくれるんだろうという、自分の中での審査員として重要視している人が数人いる。

たまに訪れては、意見を拝聴している。


自分の中で、会社の立場などより、はるかに心の底から認めた人の言葉は心に響く。


教養や視野の広さ、頭の柔軟さ。


それだけでなく、人間的な魅力ももちろん。

この仕事の魅力を知るとやめられない。麻薬のようなものだ。  


Posted by どんぐり at 22:50Comments(0)

2011年09月10日

秋の県大会スタート。高校野球ファンが陣取る

春のセンバツにつながる愛知県高校野球大会が今日開幕した。夏の甲子園初出場した至学館が出場するというので、刈谷球場に来ている。

秋の県大会を観るのは初めて。

真夏を思わせる天気の中、わが子を応援する父兄だけでなく、少年野球関係者、高校野球ファンがたくさん訪れている。


すでに進学先を決めている中学3年らしき子どもも親に連れられ、来春から活躍する舞台を見学しているよう。

息子さんは中京に決まった?東邦の練習観に来てたよね?

などの会話が耳をそばたてないでも、周りから聞こえてくる。



今からは新城東対一宮北が戦う。


少年野球が盛んな新城を地盤にめっきり強くなってきた新城東を観て、夜はコモのビアガーデンへ。  


Posted by どんぐり at 11:20Comments(0)

2011年09月02日

かきまくる

本紙は、週間で週一回の「締め切り」しかないが、取材した記事はその日に書くように心がけている。

ぼっとしてたり、ネットサーフィンして時間を浪費し、さんざん貯めておいて「締め切り前日」に忙しい振りをしている「暇」と「余裕」があったら、だんどりよく仕事を進めて、時間をつくって、取材で知り合った人たちに会って情報収集した方が有意義という考えから。

記事は書けば書くほど、さまざまな分野を取材するほど上達すると、人脈も広がっていく。

入社当時、ベテラン記者から口酸っぱく言われた。

作家じゃああるまいし、コラムやエッセイなどを書く以外、「一日寝かすとまた違う視点から見れていい文章になる」などと気取って余裕をぶっこいているぐらいなら、とにかく書いて書いて書きまくる。


これに尽きる・・・
  


Posted by どんぐり at 12:52Comments(0)

2011年08月27日

短い方が難しい

記事を書く際にトップ記事で70から80行、イベントものは30から50行程度でまとめるよう努めている。

100行記事は書き手の自己満足(マスターベーション)で読み手の集中力を越えている。

シンプルに短くまとめる方が難しい


  


Posted by どんぐり at 21:11Comments(0)