2011年05月08日

都市のバロメータ

ここ何代かの市長選は選挙前から結果が分かっていたようなガチガチの戦いだったたが、今回はどうだろうか?

県議選では結局日本一愛知の岡田恭和氏の得票は2万。

素人集団で短期間の準備でよくやったとの声もあるが、ちょうど社民党小林収氏と同じぐらいの数。

革新系の基礎票でとどまったことで保守的で変化を求めないこの地域の特徴が改めて再認識させられたが、都市のバロメータの1つに多様性が挙げられる。その点からすれば、競合対抗馬の出馬があるのだろうか。これからの注目である。

これまでの共産からだけでなく、市議やキャリア官僚、大学教授、NPOにボランティア団体、企業経営者などなど。

トヨタ自動車、組合という大きな壁が立ちはだかるが、最初から根回しされてガチガチの人でない人が出る雰囲気の土壌がそろそろできてもいいのではないだろうか。

閉塞感というのは今までの成功体験や社会が守られなくなったことからきたある意味贅沢。

企業からの法人市民税の見込みがなくなるなか、次のリーダーには一から作り上げることが求められるのではないだろうか。

  


Posted by どんぐり at 22:50Comments(0)