2010年09月10日

親離れ、子離れ

先日入社を決めた男性社員のことである経営者は苦笑いを浮かべ、首をかしげていた。

景気も戻りつつあるということで中途で採用した。

年齢は40歳。

一週間ほどして両親がわざわざ「息子を採用していただいた」と菓子檻持参でお礼に来たという。

「まあ、20代前半は許そう、40歳にもなって・・・」

と奇異に映ったのだという。



ここ数年、大学の入学式に親が出席する姿が目立つようになったというのがニュースになったと記憶している。

そこでは「親離れ」もさることながら、「子離れ」できない親が子どもを堕落させていると指摘。


その経営者は「親離れ」できない大人を、いかに自立させるのか、

頭を悩ます今日このごろだという。

  


Posted by どんぐり at 08:29Comments(0)

2010年09月08日

新聞記者に「土日休み、9時5時族」はいらない。

「新聞記者という仕事はみな好きでやっている。土日が休みたいというであれば、製造業や金融業などの他の「職」に就けばいい」

これはかつては当たり前の考えだったが、最近はそうでもないという。

他社より先に情報を入手して、先に出すというのであれば、公にプレスリリースされた情報のみを流していてはどうしようもない。

公私混同などお構いなしに人脈を築き、世間話の中でポロッと漏れた話が重要だ。

土日はしっかりと休みをいただいて、平日も「9時5時」

それではなかなか人脈を築けない、アポを取ってそれだけを取材して終わりでは単発的で、時には頼まれごとをしていく中で関係が深まっていく。

最近は記者でも精神疾患が増えている。

「夜中事故があれば他社より早くかけつけ、2週間近く休みがないなんて当たり前」

という感覚で「職」についていた時代とは異なり、情報を取り扱い、最先端できれいでカッコイイ仕事という認識でいると、そのギャップは大きい。


新聞記者に「土日休み、9時5時族」はいらない。

  


Posted by どんぐり at 10:46Comments(0)