2010年01月26日

料理店オーナーのつぶやき

「今のお客さんは目が肥えている。毎日朝から晩までグルメ番組が流され、その時間仕事をしている料理人も私も遅れている。ただ見ているだけでなく、実際に食べに行っている。見よう見真似で作ったとしても、味が全然違う」

ある飲食店のオーナー。

「3、40年前ならストロガノフといえば、どんだけまずかろうが、こういう味なんだとそのまま食べていた。そこには美味しい、不味いの基準というのがなかった。料理人にとっては厳しい時代になった」

かつて多くの少年の夢はプロ野球選手だった。誰もがキャッチボールをして、すそ野が広く、競技レベルが向上した。こういった舌の肥えた人たちの中から新たな料理人がうまれてくるのであろう。

  


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2010年01月21日

昨今の料理人事情

 「飲食業の道に進むものはいずれは自分の店を持ちたい」と取材を通して若者の心意気を感じ、サラリーマン家庭に育ち、周りもサラリーマンの子弟ばかりだった者からすると、新鮮だった。だが、どうも昨今の若者事情は違うらしい。

 「仕事が終われば、自分の腕を磨くため、店の余った食材を使って料理を作ったものだが、最近の若者はプライベートの時間を大切にしてサーと帰ってしまう。サラリーマン料理人ばかり」と残念がる。

 確かに、昔は飲食店を経営する人たちの子弟が門をたたくというケースが多かったが、チェーン店の隆盛でその数も激減の傾向。そのため、「いずれは親父の後を継ぐという高い志や、『一国一城の主』になりたいという意志をあまり持っていない」と指摘する。

 経営者からすれば、かつてのような頑固な職人集団だった料理人たちからすれば、意見も受け入れてくれ、扱いやすい。だが、これだけ多様な飲食店が軒を連ねている時代、こだわりを持って「俺とけんかするぐらいの料理人がどんどん出てきてほしい」と強く願う。
  


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2010年01月15日

新年会の後の二次会

言うだけ好き勝手に言って、

率先して横着して1人暖房のある部屋でぬくぬくとネコと戯れ、

会社の金は俺の金。

どうして従業員の給料や将来のことまで考えてやらなければいけないんだという

トップと

面倒くさいことや苦手なことに果敢にチャレンジしてともに汗をかくという

トップと

どちらが下の者がつくのか。

そんなことは俺が言うまでもないだろう。

昨晩所属している団体の委員会の新年会が行われ、その後の二次会で、

ある先輩がトップについて熱弁した。



「でも、そうでもないよ」

ともう一人の先輩が語った。

すべて楽な方を選んで、目標を達成する前に「大変だ」と

仕事を転々として生きてきた人というのは、自分も前者になろうとし、そちらに共感を覚え、

「同類相哀れむ」

「類は友を呼ぶ」

の言葉通り、手を結ぶという組織もあるから、一概には言えないよ。

皆さんはどちらを選ぶでしょうか。

  


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2010年01月14日

新聞記者の仕事

新聞記者などという職業はみなそれを求めて、どうしてもなりたいと思って入ってくる。

大学時代から、朝日や読売、産経など各新聞社のセミナーなどにも積極的に参加し、

基本的な新聞表記の仕方や

レイアウトなども

ある程度基本を学んで入って、

あとは日々の取材を通じて、


実践


を通じて体に覚えさせる。

学生時代にセミナーで一緒になった連中と年に一回程度東京で会うのだが、

ここ数年目立って

廃刊や

企業の統合、

廃業

などが進んでいる。

それでも、みな今でも好きでしょうがないから、

石にかじってでもその業界で関わって生きている。

他に行くところがなく、どうしようもなくてここに来た

という連中はあまり聞いたことがない。

それなりの大学を卒業して、

他人から見れば

「製造業や金融など経済的に安定した職業の選択の道があるのにどうして」

という中から、

自ら選択し、生業としている。

だから、

「記事が書きたくてしょうがない。こんな記事を書かせてくれよ。

遠慮してるんなら、なんなら全部書かせてくれよ」といった

連中ばかり。

指示待ちで、言われたことしか、それも何度言われてようやく実行するといった類の人種は皆無に近い。

地方新聞に身を置いていると、どうしても身内や近所や同級生などといった狭い村の中で視野が狭まってしまう。

現在の出版市場や仕事ぶりなどが肌で分かる彼らと年に一回集まる「宴」は何とも刺激になる。

  


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2010年01月12日

今年も追い続けたい

どんな困難でも弱音を吐かず、最後までやり抜く。

取材を通じて、地域活動する人たちにそんな姿をつぶさに見てきた。

すぐに結果などでるわけではない。

だが不断の努力をコツコツと続け、10年してようやく日の目を見るのはざらだ。

彼らから隙あらば抜け道を探し、楽な方へと流れるなどということはない。

夢や目標が大きく、志が高く、そんなこと達成するためには当たり前だという姿勢だ。

自分自身にもいい影響を与えてくれる。

今年もそんな姿を追い続けたい。。。



  


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2010年01月05日

ブログがつなぐ人の縁

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。

旧年中大変お世話になりました。本年もよろしくお願いします。

さて少し前になるが、高校時代同じクラスだっ子から突然会社に電話がかかってきた。

ブログ見てるよ

ともに都内の大学に進み、大学時代以来だからかれこれ20年近くになる。

さっそく名古屋で飲食店を展開する同級生の店で開催する同窓会を誘った。

年末にブログがつなぐ人の縁を感じた。
  


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