2008年12月21日

竜泉寺の湯豊田浄水店へ

この仕事をしていると最近オープンした店のことを聞かれることは少なくない。

情報を提供することが、仕事柄、相手とのギブ&テイクだとも思う。取材もないのに、顔を出す場合、何もこちらから提供するものがなくて行っても、先方の期待に答えられない。

先日、浄水にできたばかりの竜泉寺の湯に訪れた。訪れたのは木曜夜11時。

オープンしてすぐとはいえ、この時間だからさぞかし空いているかと思えば、駐車場は満タン。

入ってみると、浴室のロッカーは満員。空きロッカーを探すほどでようやく見つけたロッカーで受け付けでもらった岩盤浴用の服装に着替え、岩盤浴のある3階に。

2種類の岩盤浴に30分ずつ入った。


しばらくするとジワッと汗が出てくる。

心地いいものだ。


2階の風呂に移ると<近くの中京大の学生ばかりだ。

それも体育学部。

それは『中京大ばっかじゃん、練習後に集まるな、安いしね』という飛び交う声と、ジャージ姿でよく分かった。


天然温泉らしく、肌になめらかで、さすってみると、温泉独特のぬめり感も味わうことができる。

中には食事処も完備。豊田で居酒屋を展開する「はせ川」グループが、テナントとして入っている。


価格も手ごろなだけに、女性を中心に人気を集めそうだ。
  


Posted by どんぐり at 18:13Comments(2)

2008年12月18日

年末はやっぱこうでなくちゃ・・・

世の中、「不況」「契約打ち切り」「工場新設の延期」「撤退」などマイナス言葉が氾濫している。

テレビや雑誌は、不安感を煽る言葉を引き出し、そうした映像ばかり流す。

確かに、深刻な状況とはいえ、必要以上の煽動は、気持ちを収縮させる。


アメリカに赴任する友人何人かに、聞いてみるのだが、テレビで朝から晩までそんな内容を流してはいないという。

そのうちの1人は、アメリカ市場で人気のSUV(スポーツユーティリティビークル)を製造するためトヨタがミシシッピー州で新工場を立ち上げのため、「1年で何とかして来い」と送り出され、その後の不景気で「数年かけて」と言われ、さらに追い討ちをかけるように、今年夏には「売れないからプリウスに」と変更。今度は9割方工場ができあがっているのに、設備や雇用は先送り。

それでも、現地の従業員に、日本人ほどの深刻さはないという。「日本なら気ばかりあせりパニックに陥るような状態なのに」という。

サブプライムローンに端を発した金融機関の破綻による世界的な不況の発信地は、アメリカだった。自動車会社の経営者の責任意識の低さには、閉口するが、それよりも「明日を見つめて前向きにとらえる」アメリカ社会の風土が、彼はテレビ番組の比較で垣間見ることができるという。


そんなことを考えていた矢先、昨日訪れた「忘年会」の会場はどこも賑わう。

普段は週末が中心で、平日は静かな店も、人々の賑わう活気で満ち溢れる。

年末はやっぱりこうでなくちゃ・・・









  


Posted by どんぐり at 11:05Comments(0)

2008年12月10日

雑誌「SPA」の編集長をテレビが追う

先日雑誌「SPA」の編集長をTBSの人気番組「情熱大陸」が追った。


パソコン画面を眺めて世界の情報が得られる時代だが、

「ネタは事務所にはない。現場に行け」

と若い頃の先輩からの”教え”を引き継ぎ、会議や事務仕事を除いては事務所に誰もいないことが多いのだとか。

パソコンのモニターを眺めてネットやゲームをして、時間を浪費している輩などいない。

記者も現地現物の生の声を紙面に反映しようと躍起だ。



特に「SPA」のように硬派の雑誌と一線を隠して、世俗の、そして大衆の最も興味のあるどうでもいいようなろくでもないようなネタを載せる雑誌は、足で稼いだ情報なくして、存在しない。


活字離れの中で、続々と老舗の雑誌が廃刊する中、

最後に編集長は、「アエラ」より先に廃刊だけはしない、と言いきった。



出版業界は冬の時代。

トヨタ自動車の社員のような強固な愛社精神などなく、「仕事」というよりも「好き」でやっている奴ばかり。

テレビを見ながら、共感を覚えた。


  


Posted by どんぐり at 19:07Comments(0)

2008年12月07日

こういう時こそ、笑顔で前向きに

どこへ行っても「トヨタショック」の声が聞かれ、歩く人もうつむき加減で、財布の紐はかたい。

マスコミも連日派遣の契約解除などを取り上げ、必要以上に過敏になる。

先日、豊田市駅前のとある居酒屋に行くと、オープン以来1万人を超えたという。

店長も予想以上の入り込み客で表情は明るい。


だが、そんな明るい話の帰りにタクシーに乗ると、運転手の表情は曇る。

「以前は比較的若い期間工従業員の方が居酒屋やキャバクラからよく利用していただいた」と。日ごろの仕事のストレスを週末にこうして過ごして、解消して月曜日からの仕事のエネルギーにていたのだろう。


年明けからは、さらに深刻な状況になるだろう。

こういう時こそ、笑顔で前向きに。  


Posted by どんぐり at 20:31Comments(1)