2008年11月27日

政党党首の「頑張ってます」の連呼に閉口

最近テレビを見ていて、気になる。

番組内で、散々政治や官僚の不祥事や、ていたらくぶりを批判していて、すぐのCMで自民党や民主党のトップが、「我々は国民のために頑張っていますよ」と大合唱している。

頑張っている人は、人前で「頑張っています」「努力しています」なんて、言いやしない。

生きるため、家族を守るため、黙々と、歯を食いしばって、当たり前のこととして当たり前に頑張っている。


それを・・・


米国のサブプライムローンに端を発した世界同時不況でCMも激減。

テレビ局からすれば、背に腹は変えられないか。  


Posted by どんぐり at 16:55Comments(1)

2008年11月24日

地元の人は行かない???

昨日10時ごろ、豊田市笹戸で開かれる「自然薯まつり」を取材するため、平戸橋から矢作川沿いを走る県道11号豊田明知線を走った。

しばらくして、広瀬の所で渋滞、そして川口でまた渋滞にはまった。

通りに何ヶ所か香嵐渓への抜け道を示す看板が立てられていた。

その関所を通過すると、いつもの少ないクルマの通りが続いた。

まつりの会場では、「香嵐渓が混んでてどれだけかかるか分からない」と、偶然立ち寄った若者カップルや中高年夫婦の姿もちらほら。

同じにもみじ祭りも繰り広げられ、香嵐渓に負けずとも劣らない場所を発見することができた。

帰りに、平戸橋のスタンドでガソリンを入れると、店員は「今シーズン最も多い。平戸橋も越戸まで渋滞だし、環八インターから渋滞が始まっていて、着くまでに4時間はかかる」と。

中日新聞の一面カラーで紹介され、地方局も各局ライトアップやグルメを紹介している。


だが、5年前にライトアップを見に行って岐路に着いたのが12時過ぎだったという経験以来、訪れていない。


  


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2008年11月20日

新聞の活字を大きくする”真の意味”

このところ全国紙でも、文字を大きくしている。

記者としては、それだけ無駄を削ぎ落とし、

文章を構成しなければいけないというのが、苦労な反面、

文章力も仕事を通じて高められる。


だが一方、活字離れの影響を受け、新聞を読む習慣のある『高齢者』に

ターゲットを当てた措置に過ぎず、

将来の先細りを見越しての対応でもある。


独身時代ならいざ知らず、所帯をもってからも、

「新聞をとらない」という世帯は年々増えている。

それは、少子化以上の減り具合だ。

市内でも、天下の「中日新聞」でさえ購読者数は急激に減り、それにともない

チラシの発行も減少している。

一翼を担ってきたパチンコ業界では、

主である若者が新聞を読まなくなったため、

折りこみチラシの効果が薄まり、

「携帯電話に直接メールマガジンを配信した方が効果的」と話す。


小さいときからマクドナルドを食べて育った世代は、

大人になってもマクドナルドを食べ続ける。

「大人になってまで食べないよ」というのは、

幼いころから食べてこなかった世代の大人の勝手な思惑で、

中年になればみんな演歌をきき、大相撲に関心をもつようになるというのも、

これ然りだ。



世間話で相撲の話が出ることはない。



「趣味は」と中学生に聞くと、

「携帯小説や携帯ゲームをしてる」と言い、

ベストセラーを見ると、それらを元にした小説やゲームが人気を集めているのを

目の当たりにすると、

時代の変化というものを感じずにはいられない。  


Posted by どんぐり at 16:41Comments(1)

2008年11月20日

数年ぶりに聞いた声

「後藤くん、電話だよ。ネパールとか言っててるけど、雑音が入って聞き取りにくて・・・」


アジアは数多く旅したが、ネパールは行ったこともなく、「そんな人知らない」と冗談だと思って出ると、聞き覚えのある声。

すぐに思い出した。


彼とは、もうかれ7、8年前になるだろうか。

外国人を対象とした健康診断で外国人と医師との間に入り、伝わりにくいニュアンスを丁寧で真剣に通訳していた。

当時社会問題になっていた健康保険に加入していなかったり、不法就労で病院に行くことができない外国人に対して医師や看護婦らでつくるボランティアグループが、無償で健康診断を行った。

彼はもともと現地の日本語学校に通い、日本語のスキルアップを目指して来日した。

学生ではなく、就労で訪れたが、目的はあくまで


「日本語」。


漢字の美しさやネパールから日本に渡る人が後を絶たない現状を目の当たりにして、「日本語」に興味を持ったという。

世界共通ではない「日本語」にそれだけの価値を見出せるのも、日本が経済大国だからと改めて知った。


その時も、取材で知り合ってから、ネパールは行ったことがなく、異なる文化や暮らしぶり、考え方に触れるため、たまにその友人も交え食事をした。

当時から帰国後は日本語学校の先生になりたいと話していた。


それから数年。


久しぶりに聞いた彼の声は自信とやる気に満ち溢れていた。

日本語教師を経て、日本語学校をつくったという。


日本での経験を経て、母国で大きくはばたく彼らを見たり、聞いたりすると何とも心地いい気分にさせられる。。。

  


Posted by どんぐり at 11:09Comments(1)

2008年11月10日

先生には見せない姿垣間見ることしばし・・・

学校で子供たちを取材していて、先生には見せない本当の姿や本音を垣間見ることは少なくない。

後で記事を見て、こんな面もあるんだと普段私などより多くの時間を共有している先生が、ぴっくりした表情をうかべることもしばしばだ。

先生は、評価する側であり、生徒はされる側という意識が強かったり、全てをさらけだすべき相手と認識しなければ、そこまで打ち解けることもない。自分自身の経験からも、そんなことは、別に不思議ではない。

ある中学生は休みや息抜きは何してるのと聞くと、携帯ゲームか小説を見ているという。

またある女子高生は、携帯で洋服を買うのだという。雑誌で紹介されたのが買えるのだという。


確かに、先生とそんなプライベートな話までした記憶は自分の中でもないなァ。。。  


Posted by どんぐり at 21:18Comments(1)