2008年03月27日

向上心や好奇心のある若者の目は美しい

 2泊3日の日程で子供たちのキャンプ活動の指導者を養成する講習会が豊田市総合野外センター(柴田里士所長)で開かれ、地元はじめ名古屋、刈谷市などから教員や保育師を志望したり野外活動が好きな大学生18人が参加した。
 キャンプ指導で各地で活躍している県キャンプ協会の講師からキャンプに関する理論や知識、センター職員から山中で自然観察しながらチェックポイントを巡るオリエンテーリングやキャンプファイヤー、野外炊飯などの実技方法を学んだ。大学でレクリエーション部に所属しているという田原僚子さん(19)=保見町=はこれからの活動のために専門知識を学ぼうと参加。「子どもたちに自信を持って指導できるよう2泊3日の間にきっちりと基礎を学びたい」と瞳を輝かせた。
 2日目は市消防職員からキャンプ中の安全や応急手当の方法を学んだり、先輩インストラクターから屋外ゲームを学んだ。講習修了者は、来年度以降キャンプインストラクターとしてセンター職員とともに子ども会や児童・生徒らにキャンプの指導を行う。
 
子どもたちが楽しくキャンプを体験するために専門的な知識を持ったインストラクターを養成しようと、同センターが企画した。昨年度までは1泊2日の研修を3回実施していたが、今年度は研修期間を2泊3日に短縮した。
 毎年子どもたちが好きだったり、野外活動が好きな大学生が地元以外からも多数参加している。広報誌でも公募しているが、子育てや野外活動に所属しているサークルの先輩からの口コミなどが多く、彼らの真剣に楽しみながら学んでいる。
 利用者のアンケートからは、専門的な知識や技術を持つキャンプのお兄さん・お姉さんに対する感謝の気持ちが綴られている。
 
 また、同センターでは4月6日から1年間を通じて子どもたちに野外炊事やクラフトづくりを教えたり、キャンプファイヤーでゲームリーダーをしてくれる「キャンプスタッフ」を募る。対象は、大学生や専門学生などで年数回の講習会もある。
 問い合わせは、豊田市総合野外センター℡58-1388。月曜休館。
  


Posted by どんぐり at 11:56Comments(0)