2008年01月22日

たくさんの情報の中で何を選ぶか

お年寄りとの交流や野菜の収穫体験、子育て体験など学校で子どもたちが主体となって行われるイベントでは、会場の学校名を「いつ(When)」「どこで(Where)」「だれが(Who)」「なにを(What)」「どうして(Why)」「どのように(How)」の「どこで」で書く。

新聞を見てもらえれば分かるが、その際、学校名の下に括弧で校長名と園児数、児童数、生徒数を書くことが多い。行数の制限で削ることはあるが。

その記事自体の内容より、その括弧の中の方が読者にとっては意義がある場合は少なくない。

そこで生まれ育った人にとって、人生を変える、あるいは決める「恩師」の足跡を辿るツールになるからだ。

また、子供の数によって過疎地なのかマンモス校なのか推し量ることができる。


数ある情報の中でその選択や関心が違うから面白い。  


Posted by どんぐり at 18:42Comments(0)

2008年01月22日

昔遊びで「勘考すること」覚える

 昔懐かしい遊びを体験するイベントが豊田市駒場小学校で18日開かれ、地域ボランティアの手ほどきを受けながら、1年生73人が竹とんぼやけん玉、あやとりなどを楽しんだ。

 世代を超えて豊かな人間関係を築いたり、昔の生活の様子や知恵を学んでもらおうと同小が行っている生活科授業の一環だ。

 地元の前林交流館で子供たちに昔ながらの遊びを教えている地域ボランティア「女川はてなの会」の会員17人を講師に、児童は昔ながらの遊びをしながら地域の人と交流を深めた。

 回っているこまを指ですくって手のひらに載せる「どじょうすくい」やこまを1本のひもですくいあげる「カツオの一本釣り」などの妙技を披露すると、児童らは目を丸くして驚いていた。

 最近地元のお年寄りを講師にこうした昔の遊びを教えるという試みは至る所で見られる。

 特に団塊世代の定年で技術をもった、時間のあるおじさんが一斉に社会に押し出され、その活用を行政も企業もあの手この手で考えている。

 いつも見てて感じるのが、昔の遊びはモノのない時代に考えられた遊びのため、遊ぶ道具を自ら作り、そして遊び方も手先や指先、体重のかけ方などを遊びを通じて体に覚え込ませられる。

 そしていつも驚くのが、、ゲームで遊ぶことが当たり前の子どもたちが昔の子どもたちのように時間を忘れて没頭し、笑顔をふりまき楽しんでいる。

 時代が変わろうが、普遍的なものを受け継いでいくこうした試みは目立たないが、意義深い。
  


Posted by どんぐり at 18:23Comments(0)