かつてクルマはステイタスだった。。。
昔の大学生は授業をホッポリ出して、バイトに明け暮れていた。
いいクルマを手に入れて、彼女をつくる。そして海へデート。
クルマがステイタスのシンボルだった。
ぼぼ毎日居酒屋でバイトし、月20万円稼ぐなんていうのは、ザラ。
それが、今は違う。
車社会の地方も、例外ではない。
バイトだけに時間が取られるよりは、適度に小遣いがあって自分の時間を楽しみたい。
こんな若者ばかり。
「軽」でも全然オッケー。なんで彼女欲しさに自分の時間を割くの?
実際、販売台数ランキングも、軽や小型車が上位を占める。
メーカーからすれば、利幅の少ないクルマばかりが売れ、その中で
「利」を創るためコストダウンに並々ならぬ努力を費やす。
自動車メーカーのライバルは、「携帯」だ。
クルマの毎月のローン分ぐらい知らないうちに払っている。
モノに価値を見出さず、情報に価値を見出す。