この時間に豊田で毎日バスが満員?それはないだろう。。。
この時間、豊田市駅前にはスーツ姿のサラリーマンがバスから降り、急ぎ足で駅へと向かう。
週末を除いて、ほぼ毎日見られる光景だ。
日帰りバスツアーの帰りなのか。あるいは、宴会帰りなのか。
そんなこと以外、頭に浮かばない。
だって、昼間に町中を走るバスは、人っ子1人いない空気を運ぶ「空気バス」なんだから。
その真相は、朝夕の通勤・帰宅時にトヨタの社員を送り迎えする「通勤バス」。
椅子だけで収まらず、立つ人たちで寸分も隙間がない、山手線のラッシュ時を思わせるほどの混雑率。
依然、車社会の名古屋では、お目にかかれない。
さすが、まだ「環境」が大きく叫ばれる以前に、ハイブリットの「プリウス」を世界に先駆けて実用化したトヨタ、環境への配慮はさすがだね、よっ大統領!
と思いきや、それもさることながら、駐車場の確保がおぼつかないからというのが、本当の理由だ。
なんせ、本社だけで正社員の数は変わらないのに、派遣・契約社員が1万人も増えたというのだから。
だか、それによって副産物も生まれた。
都会のサラリーマンならお馴染みの「会社帰りに赤提灯で一杯」という文化も根付きつつある。
まちからすれば、その方が大きい。