中退からバイトを転々し転落の人生

どんぐり

2010年02月10日 15:57

大学に進学したものの、生来の

横着者

で遅刻を繰り返し、そんなことを重ねているうちに学校にはほとんど行かなくなり、

4年になって、これから卒業しようとしたときに、

「まだ3年かかる」といった状態。

金を稼ぐためにと

アルバイト三昧ならまだしも、

こずかいをせびっては朝から晩までパチンコ三昧。

てっきり親は学校に行ってると思って、学費も仕送りもしていたら、

卒業間際に

「すいません、卒業できません」


すでに学校に通いなおし、

卒業するような意思がなく、親も観念して中退。

新たに始めたアルバイトも遅刻の毎日で結局務まらず、いくつもの飲食店を途中で辞めていった。

その一方、派遣切りなどでとかく騒がれたいまの30代後半に見られるニートは、

10代後半から高い時給でまあまあの額を稼いだものの、

スキルアップが図れず、

それからステップアップできないまま齢を重ね、結局不安定な立場の仕事しか就けずに切られた。

だが、最初の「例」は、それよりさらにやばい状況で、真っ当な社会になかなか取り戻せないでいる。

堕落のスパイラルから抜け出すには相当の覚悟がいる。

こういう「例」は増えている。