人事・労務担当と駅前でランチ
ある会社の総務部で人事・労務を担当している人と駅前でランチ。
去年大学新卒で採用した10人のうち半数に当たる
5人がすでに退社したため、時間に追われるように忙しいという。
加えて、病院に通っている精神疾患も少なくなく、
話し方や言葉の選び方などその対応に苦慮しているという。
新人教育を任されたその方。
1回言っただけでは毎回すぐにやらない。
それが2回、3回言ってもダメで、
堪忍袋の緒が切れて強く言って
締切ぎりぎりになってようやく重たい腰を上げる。
厳しいく口調で言わないと、
「本当にこちらがやってほしいと思っている」
とは伝わっていないと感じるという。
だったら
自分でやった方がいい。
ということになってしまう。
指摘すれば、すぐに返ってくるのは、
やらない言い訳。
昔のように誰もが部活や体育会系にいて、
先輩・後輩関係が学生時代に培われている時代とは全く異なり、
また、
過保護に
そして、自由に
オンリーワンを目指せと
個性
を尊重されて生きてきた
「
ゆとり教育世代」。
言い方にも神経質になるのだとか・・・
欧米に追いつけ追い越せから
中国、インドといった新興国に追われる
これから時代の方が厳しいのだがと・・・
彼は先輩として思う
と静かにつぶやく。