境遇は自らつくる
「自分」のことは棚に上げて、「他人」のことはあれこれ口にしたがる。
言行不一致
言っていることと、やっていることが一致しないことを指す。
クルマから平気な顔してタバコの吸い殻をポイ捨てしておいて、知識人ぶって環境問題を声高に訴える。
飲酒運転をしておきながら、倫理や道徳を唱える。
すぐに楽な方を選択して面倒なことや手間暇かかることを他人に流しながら、その後のきれいな道を通る。
「自分」ができないのにもかかわらず、
一生懸命に取り組んでいる「他人」を無意識に批判し、馬鹿にしてしまう。
そして、
「自分」を上げるために、
「他人」を揶揄し、悪口や陰口を放つ。
そうして「他人」を下げることで、
矛先(ベクトル)を「自分」にいっさい向けることなく、
「自分」以外の「他人」に誘導しようとする。
しかし、実態や行動が伴わなければ、
単に「自己顕示欲」や
「優越感」を満たすため。
自ら口に出てしまう、こうした言葉。
表面的にはみな合わせていても、心底では信用や尊敬はされないだろう。
関係がなくなれば、誰も近寄らなくなってしまう。
結果として、自ら
精神的な孤立を招く。
自分が嫌なことや苦手なことにもかかんにチャレンジし、
行動の伴った説得力ある言葉で訴えれば、自然と周囲に人は付いてくる。
個人的にも、本当に悩んでいる時に相談できる人がいるが、
そういう人だ。
境遇は自らつくる。