動かない人ほどよく考えてから動こうとする
先日、豊田商工会議所青年部で企画した講演会である講師が説く。
「動かない人ほど、よく考えてから動こうとする」
成功するための条件がそろったら決断しよう、動き出そう。
だが、現実的には、必要だと思われる条件が完全にそろうことなど絶対にあり得ない。
決めたらすぐ動く。
慎重さや
注意深さ、
熟慮している
と自ら気取って躊躇するのは、
怠慢か優柔不断でしかない。
動き始めると視点が変わり、今までの背景に隠れていたものや、
その風景の奥行きを認識でき、対象物を立体的に見ることができる。
また、新しい気づきや、発見がある。
迷ったら動いてみること。
動かなければ決断とはいえない。
まず一歩を踏み出す勇気を持つべきた。その一歩が事態を動かし、自分の意識と行動を変え、道を拓く。
明らかに誰が見ても道は一本しかないのに、
「今考えているところだから」と躊躇して動かない人がいる。
躊躇する
優柔不断
によって生じる時間の損失と、
機会逸失は
致命傷になるということを社会人なら肝に銘じるべきだ。