豊田スイミングスクールが歓喜に沸く

どんぐり

2009年04月16日 17:25

「豊田スイミングスクール」が、ジュニアオリンピックのリレーで大会新記録で優勝した。中学新は逃したものの、開設以来30年で初の快挙にスクールは沸き立っているが、足元の水泳人口は減っているという。

少子化に加えて、高学歴化を求める親御さんの需要から大手進学塾の台頭など、置かれた「環境」は厳しいという。

特に、豊田市では数年前に学校でプール事故が起きて以来、水泳部というものがなくなり、体育の時間を除いてやる機会がなく、スクールも最盛期から1000人少ない生徒数3500人ほどだという。

かつては市内でも誰もが、何かしらの「部活動」に入部しなければならなかった。

岡崎の先生たちは「豊田はいいよね。岡崎は部活動で忙しく、大変だ」と口にする。

事実、バレエにしろ、野球にしろ、強豪校のレギュラーメンバーの出身校を見てみると、岡崎の中学校が並ぶ。

人口の割に、全国区の選手がなかなか輩出できないのは、それなりの理由があるのだろう。