前回の続き・・・
前回の続き・・・
日本で初めてフェラーリのデザイナーになったその人は、
中小企業に支えられながら全く異なる力強さを見せる
イタリアと日本の中小企業の違いについて、
「特定の企業と取り引きしない」
「付加価値をつける」
とその違いを指摘する。
日本の中小企業のように、大企業の傘下入ると、
接するのは大企業の購買担当者だけ。
自ら市場に訴え、何を求めているかをフィードバックさせる機会はなく、
そういう点からも特定の企業に依存すべきではない。
また、数社との相見積で、価格競争力以外求められず、自らに
付加価値をうむための関係とはならないという。
中小都市でも世界を相手に商売をするイタリアの中小の源泉を垣間見た気がした。