紛争地帯で医療で貢献 鎌田氏が豊田で来月講演
女性だけの国際的奉仕団体、国際ソロプチミスト豊田(丹羽和子会長、会員32人)は6月13日に豊田市民文化会館小ホールで開く諏訪中央病院名誉院長鎌田實さんによる「チャリティー講演会」への参加者を募集している。
著書「がんばらない」がベストセラーになっている鎌田さんは、国立東京医科歯科大卒。医師として地域医療に長年携わる一方、広く世界を見据えて放射線や戦火に苦しむチェルノブイリとイラクへの医療支援に精力的に取り組んでいる。ベラルーシ共和国の放射能汚染地帯の病院へ1991年から約80回の医師団を派遣し、約6億円の医療品を支援。また2004年からはイラクの4つの小児病院へ毎日薬を送り続けている。「読売国際協力賞」等受賞。テレビやラジオのほか、女性誌でも連載を始めた。
午後1時開演。入場料2000円。著書販売やサイン会を予定している。
問い合わせは、SI豊田歳入委員会・松岡由美子委員長℡0565-31―5569。