顧問や相談役ばかりの会社
取材をしていると、昔からいる人や年配の人をあまりに重んじるあまり、若者を使い捨てのように使い、
「あいつら他に行くあてもないだろうし、いるうちは使ってやれ。代わりはいくらでもいる」
という感覚の会社が少なくないことに驚くことがある。
中には10数人の会社で顧問や相談役という肩書の人が5、6人いる会社もある。
責任のない立場でたまに来ては、昔の手柄話や自慢話、批判はあれこれ好き勝手するが、
実際手間暇かかることは、若い人たちにすべてしわ寄せ。
「来ても居眠りばかりして行動がともなっていないので、昔の話だけでただ敬えと言われても…」
とある企業の若者。