朝食時に父親と新聞奪い合う
新聞記者を志す人はだいたい、幼いころから毎朝新聞を読むのが日課で、父親と朝食時に奪い合ったという人ばかりだ。
新聞離れが叫ばれて久しいが、こういう時代でもそういう層が入ってくる。
学生時代から朝日や読売など各新聞社のマスコミセミナーに通い、自発的に天声人語や記事などを手書きして文章の流れなどを身体に染み込めようとするもの。
それに知的好奇心からこういう記事を書きたいと自ら提案してくるのが自然な気質。
根底には恥ずかしい文章は出したくないという芸術的な面もある。
もちろんどれだけ言っても本人にそういう意識がなければ元の木阿弥だが。
組織に属していながら、専門職としての認識が求められ単なるサラリーマンとは異なる。そういう意識では伸びしろも限られてくる。