2008年08月05日
「志」
愛知県が世界に誇るスーパースター、シアトルマリナーズのイチロー選手が3000本安打記録を達成した。
イチロー選手を見る、と以前新聞で読んだエピソードが、必ず思い起こされる。
ある先輩が試合後、「イチロー、飲みに行くぞ」と誘うと、
イチローは「(怪我を予防する)ストレッチをしなければなりませんので、失礼します」と断ったという。
プロとしては当然の行為だが、
その新聞では先輩の「付き合いが悪い」というコメントを引用し、
そちらの視点からイチローの行き方を皮肉った。
当時、マスコミに本音を見せず、バッシングがあった頃の「特集記事」だった。
自分ができないから、
「一生懸命生きている人を馬鹿にする」
「他人の揚げ足をとる」、
小さな優越感から「あいつは馬鹿だ。俺よりレベルが低いと馬鹿にする」。
こういう環境と、「俺も頑張ってああなりたい」という環境。
その先輩は怪我でしばらくして“戦力外通告”を受けたそうだ。
「人が一生懸命勉強してるとくだらない話をしてきて、のらないとつき合いが悪いと言われる。部活で勝ちたい、いい記録を出したいとスポーツに一生懸命励んでいれば『なに熱くなってるんだ』と冷やかされる」
名古屋局のあるラジオの人気トーク生番組で、卒業間近の高校生が高校時代を振り返っていた。
特に公立高校が多くあるこの地域では、少子化によって一定レベル以上を狙わなければ、
誰もが公立高校に行ける時代。
目的意識を失いガンバルことができない同級生の中で、
熱意をもったこうした生徒の士気を削ぎ、足を引っ張ることは少なくないだろう。
環境が人を育てる。また他人に、汚れた水に流されず、「志」を持ちつづける大切さをイチローが行動で示す。
イチロー選手を見る、と以前新聞で読んだエピソードが、必ず思い起こされる。
ある先輩が試合後、「イチロー、飲みに行くぞ」と誘うと、
イチローは「(怪我を予防する)ストレッチをしなければなりませんので、失礼します」と断ったという。
プロとしては当然の行為だが、
その新聞では先輩の「付き合いが悪い」というコメントを引用し、
そちらの視点からイチローの行き方を皮肉った。
当時、マスコミに本音を見せず、バッシングがあった頃の「特集記事」だった。
自分ができないから、
「一生懸命生きている人を馬鹿にする」
「他人の揚げ足をとる」、
小さな優越感から「あいつは馬鹿だ。俺よりレベルが低いと馬鹿にする」。
こういう環境と、「俺も頑張ってああなりたい」という環境。
その先輩は怪我でしばらくして“戦力外通告”を受けたそうだ。
「人が一生懸命勉強してるとくだらない話をしてきて、のらないとつき合いが悪いと言われる。部活で勝ちたい、いい記録を出したいとスポーツに一生懸命励んでいれば『なに熱くなってるんだ』と冷やかされる」
名古屋局のあるラジオの人気トーク生番組で、卒業間近の高校生が高校時代を振り返っていた。
特に公立高校が多くあるこの地域では、少子化によって一定レベル以上を狙わなければ、
誰もが公立高校に行ける時代。
目的意識を失いガンバルことができない同級生の中で、
熱意をもったこうした生徒の士気を削ぎ、足を引っ張ることは少なくないだろう。
環境が人を育てる。また他人に、汚れた水に流されず、「志」を持ちつづける大切さをイチローが行動で示す。
Posted by どんぐり at
17:16
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